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光秀、修羅の饗宴 本願寺戦争異聞

向谷匡史/著
著作者
向谷匡史/著
メーカー名/出版社名
草思社
出版年月
2025年10月
ISBNコード
978-4-7942-2801-7
(4-7942-2801-5)
頁数・縦
318P 19cm
分類
文芸/日本文学 /歴史時代小説
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価格¥2,200

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

「真の裏切り者」は誰だったのか−−。本願寺はなぜ巨大な世俗権力との正面衝突に踏み切ったのか?信長、秀吉、善住坊、そして光秀は何を望んでいたのか?苛烈をきわめた宗教戦争の背後で交錯する異形の者たちの思惑と、歴史に汚名を刻まれた智将の決断の裏に光をあてる傑作小説!【本書より引用】《「信長を殺めても解決にはならない」善住坊が静かな口調でいった。「第二、第三の信長があらわれ、天下統一の前に立ちはだかる本願寺を攻めるだろう。そうさせないためには本願寺が決起し、織田氏を滅ぼすことで大名たちに力を見せつけておく必要がある」》《信長が黙った。口元が怒りでわなないている。説得は無理か、と秀吉が観念しかけたときだった。「好きにせえ」吐き捨てると部屋からでていった。秀吉は安堵する。自分が注進して光秀を蹴落とした−−そうみられるのは得策ではない。ふたりが重臣として覇を競っていることは周知のこと。失脚させるときは光秀を唾棄される存在に仕立てるのだ。ここはあわてず策を練るべし−−それが秀吉の考えであった》《明けて六月二日早暁−−。朝靄を切り裂くように鷺森本願寺の半鐘が乱打された。「ご門主!」侍僧が顕如の居室に駆けこんで叫んだ。「織田軍の来襲でございます!」顕如が布団を蹴ってとびおきた。雑賀鉄炮衆と激しい銃撃戦がはじまった。本願寺を明けわたしたではないか。なぜ信長が鷺森まで攻めてくるのだ。本山が抹殺される−−。ことの重大さにふるえながら、信長に信をおいた自分を呪った。しばらくして銃声がやんだ。織田軍が引きあげていったという。》

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